プロフィール (3/4)
滞在するにはビザがいるとの事でイタリアの国立音楽院声楽コースを受験。
美味しい物と旅行が大好きな私は、美味しい物があると聞けばあちらへ、おいしい飲み物があると聞けばそちらへ、陸続きなのでなかなか旅は終わらず、最後は世界地図を見ないようにしていました。
そんな事をして3年程たったある日、食に旅行に忙しく音楽院にあまり心を開かない私を見かねて、「あなた日々何をしているの?こんな留学生は、長い教師生活初めてよ!」と、私を見かねた伴奏の先生が、「せっかく音楽院に入ったんだから。」と粘り強く私の心をほぐし、私にイタリア語を教え、言語のリズム、歌詞の見方、楽譜の読み取り方を教え、大好きな食と旅行で感じた事、経験した事が音楽の上で生きるように色々な事に気づかせて下さいました。
また、その後プライベートでついた声楽の先生には、歌い方、声の出し方、体と心の仕組み、体の使い方などを丁寧に教えていただきました。
だんだんわかってくると、こうしたら声って出るんだ!音楽ってこうなんだ!と、クラシック音楽が面白く感じ、声楽の面白さを感じれるようになりました。
なかなかお目にかかれない方々とお会いしお話を聞く機会にもたくさん恵まれ、このイタリアでしかつかめない事をつかもう。と思うようになりました。